墓石カスタム例
様々な技法により生み出されるアート性の高いガラスと自然の御影石を組み合わせることで、従来の石材に光と色彩が織りなす表現力が加わり、お墓のデザインの可能性を広げます。
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御影石の配色 / 柄を選ぶ
各種技法
「ガラス」といっても製造方法や加工方法によりたくさんの種類があります。窓やコップなどの身近なものから、繊維質にまで姿を変えるガラス。 その数ある中で、3つに分類しそれぞれの技法をご紹介します。
コールドワーク
ガラス板を鉛の棒でつなぎ合わせるお馴染みのステンドグラス(左)や顔料を焼き付ける絵付け(右)等のガラスへの溶着を主とした技法です。比較的、作者の表現を形にしやすい。
キルンワーク
電気炉内で熱を加え成形させる技法です。石膏型にガラス粉・粒・塊を入れて溶融するパート・ド・ヴェール(左)、フュージング(右)ガラス粉や板を溶着させます。
サンドブラスト
強い圧力を加え砂を吹き付けガラス表面を削り、半透明にする技法です。緻密な表現、文字入れ等に適します。シンプルながら加工により生まれる陰影を楽しめます。
ガラスの種類
ガラスに関するQ&A
お客さまよりいただくガラスに関する様々なご質問をご紹介します。
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Q 「かわさきガラス」ってどんなガラスの事?どこで作ってるの?
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A
川崎市が認定している川崎市内の工房9社が作成しているガラスの事を「かわさきガラス」と言います。 KAGLA'で扱っている「かわさきガラス」はこの中の6社の工房でガラスの作成をしています。他のガラスとの違いという点では、それぞれに異なる技術(ステンドグラス、サンドブラスト、フュージング、吹きガラス、プリントガラス等)を持った工房どうしが弊社も含めて連携している事で、異なる技術を組合せたサクラキャストの様な今までにない新しいガラスを作り出しています。
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A
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Q ガラスの種類はどんなものがある?
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A
キャストガラス・クリアガラス・ステンドグラス・プリントガラス・吹きガラス・被せガラス・サンドブラストがございます。
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A
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Q キャストガラスとはどんなガラス?
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A
キャストガラスとは耐火石膏等の型に入れたガラスに熱を加えて一度溶かしたものを冷ます事で成形したガラスの事です。かわさきガラスのキャストガラスの基本ラインナップは約2cm角の色ガラス片を散りばめたもので、赤、青、緑、黄、ピンク、紫の6色があります。異なる色を組合せて作成することやガラス片のサイズを1cm角程度に小さくしたりすることも可能です。
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A
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Q ガラスの規格サイズ等はある?
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A
①キャストガラスの厚みは2cmが基本です。大きさは1枚で作れるサイズは1m角以下です。厚みを薄くしたり厚くしたりすることが可能です。
②クリアガラスは基本の厚みは1cmです。厚み等の規格が決まっていて2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8mm、10mm、12mm、15mm、19mmの10種類となります。最大19㎜です。窓ガラスに使われているフロートガラスが基本ですが、強化ガラスもあります。アーチ型や波型等の形状で作成可能です。
③プリントガラスは基本5㎜厚ですが、フロートガラスの規格サイズで対応可能です。
④ステンドグラスはガラスの色や種類によって3~6㎜程度の厚みでバラツキがあります。墓石に取付けて使用する際には前後をフロートガラスや強化ガラスで挟んだ複層仕上げにする為、20㎜程度の厚みに仕上がります。
⑤吹きガラスは一つ一つ手作業で作成する為、サイズにばらつきがあり、規定の厚みやサイズは決まっていません。
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A
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Q ガラスの保証ってあるの?
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A
ガラス設置後、自然災害や石をぶつけられる等の外的要因等によるひび割れや変色に対しては保証出来ませんが、納入時に保証書を発行し、保証規定内の原因と思われる破損に対しては、納入後5年間の期間内であれば、ガラス製品の無償交換をします。ただし、ガラス製品の交換に伴い石の建替工事が発生した場合の建替工事代金等の負担は出来ません。
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A
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Q ガラスはどれくらい強度があるの?
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A
①キャストガラスは2cm厚と通常の窓ガラスよりも数倍厚い為、平面的な衝撃にはそれなりの耐久性がありますが、小口に加わる衝撃には弱いのと急激な温度差による熱割れの心配がある為、取り扱いの注意が必要です。
②クリアガラスはフロートガラスの場合は厚みに応じて強度が異なりますが、基本の1cm厚であれば平面的な衝撃に対しては一般的な窓ガラスよりも約3倍程度の強度があります。強化ガラスはさらにこの3~4倍程度の耐久性になりますが、割れてしまった場合に粉々に割れるという性質がある為、サンドブラストによる加工等が出来ないといったデメリットもあります。
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A
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Q ガラスは変色や風化等の心配はないの?
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A
キャストガラス、ステンドグラス等の色ガラスでも変色はほとんどありません。また、風化に関してもガラスが水を吸わないという性質の為、御影石と比べても風化しにくく、フロートガラスは風化に数100年かかると言われています。
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A
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Q ガラスの取付け方法は?
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A
石とガラスの間に必ず5㎜程のクリアランスを設けて下さい。石との間でガラスの重さがかかる場所にはゴムパッキン(3~5㎜厚推奨)を敷いてガラスが石に触れないようにしてください。重みがかからない場所はバックアップ材を詰めてガラスが動かないようにしてから隙間にシリコン系のコーキング材のみを使用して接着してください。接着にはボンド等完全に硬化する物は絶対に使用しないでください。接着材が原因で割れてしまう事がある為、必ず守って下さい。施工方法を紹介する動画や資料を用意してあります。
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A
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Q ガラスのお墓で実際に建っている物を見たい
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A
神奈川、東京、千葉、埼玉等、建墓事例は多数ありますが、建墓場所は民間霊園等が多く、紹介しやすいのはシルエットとキャストガラスの墓が建っている横須賀市営霊園です。
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A
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Q ガラスの形はどんな形が出来る?
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A
キャストガラスでは丸、三角、四角の様な形や石膏型が製作出来るものであれば作成可能ですが、尖った物や細かい造形は製作後の強度の問題も有る為、避けた方がいいです。クリアガラス、ステンドグラスはガラスをカットして造形する為、型紙があれば製作は可能ですが、キャスト同様あまり細かい造形は割れの原因につながる為、避けて下さい。
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A
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Q ガラスに文字やイラストは入れられるの?
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A
ガラス表面にサンドブラストで彫刻することが出来ますが、キャストガラスやステンドグラスはあまり深く彫ることはできません。キャストガラスの場合に限って黒か金色でガラス内部の文字を入れる事も可能です。
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A
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Q サクラキャストって何?
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A
通常のキャストガラスとは違って、サンドブラストでサクラの模様や文字を彫刻した板ガラスを何枚も重ねてから溶かして固めることで立体的な絵柄を表現出来るキャストガラスです。現在、絵柄はサクラのみで、サクラの色はピンクかパールカラーの2種類、文字が黒か金の2種類ですが、絵柄は単純な物であれば対応可能です。厚みは基本が2センチですが、キャスト同様4cm厚等での作成も可能です。
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A
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Q プリントガラスってどんなもの?
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A
クリアガラスの表面を軽くサンドブラストで荒らしてから、特殊なプリンターを使って写真やイラストなどをプリントしたガラスです。プリントした面に塗料がはがれないようにコーティングをかけていますが、水に濡れたままだとコーティングが剥がれる可能性があるため、コーティング面を下にしてシルエットに設置したり、コーティング面を石に埋め込んでプリント面が濡れないような使い方をする必要があります。また、塗料を使用している関係で紫外線による色褪せが起きるので、屋外での耐久性には課題が残っています。
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A
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Q ステンドグラスってどんなもの?
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A
様々な着色ガラスの小片を鉛や真鍮製のリム(枠)を用いて結合して絵や模様を表現したガラスです。ガラスの厚みが3~6㎜程度で且つ、枠で組んでいるだけなので、衝撃等の耐久性が低く酸性雨等による鉛の腐食の恐れもあるため、墓石に使用する場合にフロートガラスや強化ガラスでステンドグラスの前後を挟んだ複層ガラスの状態で使用します。これによって耐久性は向上しますが、ガラスの内部に温度差による結露が出来てしまう為、内部にシリカゲル等の乾燥材を封入したり、真空にして水分を取り除いたうえで複層にする等の対策をしています。
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