Story4
出て行くばかりの費用
そして約一年が過ぎ、開発費に膨大な金額がかかる為、会社としては少し困っていました、想像よりもガラスが高級で、各メーカーの手助けがあったとしても、まだ売れもしないガラス試作の多くの実費は㈱冲セキが負担していました。
そんな中、経産省の補助金が当初からあるのを知っていたので、川崎市産業振興財団のコーディネーターサポートの元、大掛かりな補助金の獲得に動きます。
総額3000万。中小企業から見たら夢のような金額です。それでもこのガラス開発は世の為、人の為になるので補助金の審査に通るはずと信じた弊社メンバーは本業の合間を縫って、補助金の申請に挑戦します。結果、それが通ったことがその後4年半の開発資金の推進力になります。